「CPI」経済指標解説シリーズ

経済指標解説シリーズ 第1回

第0回では、経済指標は国が決まった日時に出す景気の実測値であること、そして相場は数字の良し悪しではなく「予想との差」で動くことを説明しました。

第1回は、物価の指標であるCPI(消費者物価指数)を取り上げます。米国の経済指標の中でも、発表のたびに相場が大きく動きやすい数字です。前半で仕組みと見るべきポイントを押さえ、後半で2026年8月分(2026年9月11日発表)の実際の数字を読んでみます。

CPIとは、家庭が買うモノとサービスの値段を測った数字

CPIの正式名称は Consumer Price Index で、日本語では消費者物価指数といいます。平均的な家庭が1か月に買うモノとサービスの値段を合計して、1か月前や1年前と比べてどれだけ変わったかを表した数字です。

対象は食料品やガソリンのようなモノだけではありません。家賃や医療、交通といったサービスも含まれます。どん

ここから先は会員限定です

続きは会員の方だけがご覧いただけます。無料の会員登録でお読みいただけます。