経済指標解説シリーズ 第2回 雇用統計

経済指標解説シリーズ 第2回

第1回では、物価の代表であるCPI(消費者物価指数)を取り上げました。今回は雇用です。米国で働く人がどれだけ増えたか、仕事がない人はどれくらいいるか、給料はどれくらい上がったか。これをまとめて出すのが雇用統計です。

前半では、雇用統計の仕組みと、発表資料のどこをどう見るかを説明します。後半では、2026年10月2日に発表された9月分の数字を、その見方に当てはめて読んでみます。

雇用統計とは、米国の「働く人」の状態をまとめた数字

正式な名前は The Employment Situation です。BLS(米労働省 労働統計局)が毎月出しています。先月、働く人が何人増えたか。仕事がない人はどれくらいいるか。給料はどれくらい上がったか。この3つを1回の発表でまとめて出します。

Fedの目標の半分
Fed(米国の中央銀行)には「物価の安定」と「雇用の最大化」の2つの目標がありま

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